12月5日／弁護士によるいじめ防止授業

　鹿児島県弁護士会主催の「弁護士によるいじめ防止授業」を5・6年生が受けました。弁護士の仕事について学んだ後、「いじめとは？」「いじめの意味は？」等の弁護士から出される問いに答えながら、いじめとは何か、何故いじめはいけないのかなど、いじめを受けて相談に来た人の事例や14歳から捕まることなどの法律を交えた具体的な話に、タブレット端末でメモを取りながら一人一人真剣に考えていました。1人の子供の感想を紹介します。「最初は、いじめなんて、もう6年間教わってきたから分かってる！！心の中で偉そうに思っていました。でも、実際にたくさん話を聞いて、びっくりしたことが4点あります。1点目は、からかって、いじめて、犯罪につながること。2点目は、人権侵害をしてはいけないこと。3点目は、心の水が溜まってあふれてしまうと、人に暴力をふるってしまうこと。4点目は、夢に近づくために小学校は悪い点数でも、これからがんばればいいこと。そして、これから私はいじめをしないことを決意しました。実際にいじめをしてしまったこともあります。その人の悪口を言ってしまいました。その時にちゃんと謝らず、そのままでいました。この教えてもらったことを通して、その相手にちゃんと謝って、仲良くなりたいと思いました。」子供の感想からも、大切な気付きのあった授業だったことが伺えます。人は、誰でも幸せに生きる権利を持っています。自分も相手も大切にできる心を育んでいきたいですね。