更新日:2024年5月13日
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「レッドリボン(赤いリボン)」は、もともとヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。
この「レッドリボン」がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、「赤いリボン」をシンボルにした運動が始まりました。
この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。
このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。
鹿児島県では、世界エイズデーを中心とする1か月間を「鹿児島レッドリボン月間」と定め、エイズに関する正しい知識の普及啓発を実施することにより、エイズの予防及び感染者・患者等が尊厳をもって暮らせる社会づくりを推進しています。
11月16日~12月15日
月間中は、休日及び平日夜間にもHIV検査を行っています。詳細は、鹿児島県ホームページをご確認ください。
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