更新日:2024年7月25日
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このページでは、垂水市いのち支える自殺対策計画第3章より、「自殺の現況」についてご紹介しています。
本市の自殺者数は、平成22年から平成27年においては、人口動態統計と自殺統計ともに、11人をピークに減少傾向にあります。また、自殺統計において、平成25年から平成29年の5年間を見てみると、自殺者数合計は18人(男性15人・女性3人)、平均自殺者数は3.6人、平均自殺死亡率は22となっており、平均自殺死亡率は、全国・鹿児島県より高い数値を示しています。
平成25年から平成29年の5年間において、自殺統計(自殺日・住居地)から自殺者数合計を性別で見てみると、全国・鹿児島県同様に、男性の方が割合が高く、男性割合は83.3%、女性割合は16.7%となっています。また男性割合は、全国・鹿児島県よりも高い割合であることを示しています。平成25年から平成29年の5年間において、自殺統計(自殺日・住居地)から性別・年代別の自殺者割合を見てみると、60代男性の割合が最も高く22.2%、次いで50代男性が16.7%となっています。
平成25年から平成29年の5年間において、自殺統計(自殺日・住居地)から同居人の有無別で見てみると、「同居人あり」の場合、男性は年代を経るごとに自殺死亡率は高くなっています。「同居人なし」の場合、男女ともに各年齢階級の人口が異なるため、自殺死亡率の差が大きくなっています。
平成25年から平成29年の5年間において、自殺統計(自殺日・住居地)から仕事の有無別で見てみると、「仕事の有無」による自殺死亡率の差が大きくなっています。特に男性で「無職」の場合、各年齢階級の人口が異なるため、自殺死亡率の差が特に大きくなっています。
平成25年から平成29年の5年間において、自殺統計(自殺日・住居地)から同居人の有無別や仕事の有無別等で見てみると、男性60歳以上で、「無職者」かつ「同居人あり」の場合に自殺者数が最も高くなり、次いで男性40〜59歳で、「有職者」かつ「同居人あり」の場合に自殺者数が高くなっています。これらの結果を踏まえ、本市が重点的に対策を講じる必要がある分野は、「高齢者」「生活困窮者」「勤務・経営」の3つと言えます。
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