更新日:2022年12月23日
ここから本文です。
危険区域内の各世帯にある防災行政無線の戸別受信機は、中の電池が古くなると受信状態が悪くなります。これからの時期に備え、かならず新しい電池に交換をお願いします。
6月を迎え、梅雨や台風などによる集中豪雨が発生しやすく、それに伴う水害や土砂災害が心配される季節になりました。私たちの住む鹿児島県は、県土のおよそ半分が水を含むと崩れやすいシラス土壌に覆われているうえ、台風に常襲地帯でもあります。このことから、近年の災害からいえるように、県内各地での土砂災害が発生し、多くの尊い命と財産が失われています。また、本市も急傾斜地などの危険箇所が多く、これまで多くの方が土砂災害の犠牲になっています。猛威をふるう自然の脅威から家族や自分の安全を守るため、日頃から防災意識を高め、対策に心がけておきましょう。
土砂災害は、集中豪雨や長雨が引き金となって土砂や岩が崩れ落ちる現象で、突発的に起こります。1時間に20mm以上の雨や、降り始めからの雨量が100mmを超えた時は、土砂災害の危険信号です。
集中豪雨
1時間の雨量と降り方
通称 |
時間雨量 |
雨の降り方 |
---|---|---|
やや強い雨 |
8~15mm |
雨の降る音が聞こえる。 |
強い雨 |
15~20mm |
雨音で話し声が聞こえない。 |
激しい雨 |
20~30mm |
大雨注意報が出る。どしゃぶり。側溝があふれる。 |
非常に強い雨 |
30~50mm |
大雨警報が出る。バケツをひっくり返したように降る。 |
猛烈な雨 |
50mm以上 |
滝のように降る。 |
海岸地帯
満潮のころ、台風が接近すると高潮は猛威をふるうため、特に低い土地では厳重な警戒が必要です。
急傾斜地・がけ地
高さ5メートル以上で勾配30度以上のがけ地では、長雨・豪雨になるとがけ崩れの危険があります。
河川敷
昔、河川敷だったところや河川の流域は豪雨によって洪水になる危険が大きいです。
扇状地
山間部で豪雨によって山崩れが発生すると、土石流は扇状地を直撃する事があります。
造成地
丘陵を切り崩して造られた造成地では、地質・地形が不安定なので、豪雨になると地盤がゆるみ崩れる危険があります。
がけ崩れ
土石流
河川敷
地すべり
南海トラフ地震は、今後30年の間に発生する確立が70~80パーセントといわれてるように、いつおきてもおかしくない災害です。災害が発生したら、地震や津波(浸水)による被害が想定されます。垂水市でも標高表示板を設置するなどして対策をしていますが、常日頃から一人ひとりが災害に備えることが重要です。
このページに関するお問い合わせ先