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更新日:2021年10月15日

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日本脳炎の注意喚起

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。

1.症状

ウイルスを持つ蚊に刺された後も症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんどですが、症状が出る場合には、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発症し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)を生じます。

大多数のかたは、無症状に終わりますが、脳炎を発症した場合の死亡率は、20~40%といわれており、幼児や高齢者では危険が高くなります。

2.感染経路

  • ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカなどがヒトを刺すことによって感染します。
  • コガタアカイエカは水田・沼地・水たまりなどで発生し、活動範囲(飛行距離)はおおむね2km前後とされています。また、コガタアカイエカの活動は日没後になります。

3.予防対策

蚊に刺されない工夫

  • 長そで、長ズボンの着用。
  • 水たまりの除去。
  • 虫除けスプレーなどをこまめに使用する。

日本脳炎ワクチンの予防接種

  • 標準的には、第1期初回(2回)は3歳、第1期追加は4歳、第2期は9歳の方が対象で、合計4回接種。

十分な休息

  • 休養、栄養、睡眠を十分にとり、過労をさけるように健康管理につとめる。

このページに関するお問い合わせ先

垂水市役所保健課元気プロジェクト係

鹿児島県垂水市上町114

電話番号:0994-32-1111

ファックス:0994-32-6625

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