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更新日:2020年4月2日

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ハンセン病問題を正しく理解する週間

「ハンセン病を正しく理解する週間」について

ハンセン病問題に対する解決の促進を図るために、県では「ハンセン病問題を正しく理解する週間」を定めています。

誤った隔離政策によって、強制的に隔離され、ご本人だけではなく、ご家族も偏見や差別を受け、かけがいのない多くの方々の人生が奪われました。

病気が治っても家族の元に帰れず、社会復帰が難しい状況にあり、今もなお、多くの方々が、療養所での生活を余儀なくされています。

長い間、偏見や差別に苦しめられたハンセン病であった方々等が、平穏で安心して生活できる地域づくりのために、また、二度とこのような悲しい歴史を繰り返さないために、私たち一人ひとりが、ハンセン病問題とは何かを正しく理解することが大切です。

ハンセン病を正しく理解する週間

  • 6月22日を含む日曜日からの一週間

ハンセン病問題に関する知識

  • ハンセン病は、らい菌によっておこる感染症で、遺伝病ではありません。
  • らい菌の感染力は弱く、非常にうつりにくい病気です。また、早期発見と早期治療により短期間で完治する病気です。
  • わが国に感染源となるものはほとんどありません。
  • ハンセン病であった方々の身体の変形は、診断や治療が遅れたことによる後遺症です。
  • 国は平成8年の「らい予防法」廃止まで、隔離政策をとり続けた結果、長年にわたるこの隔離政策などにより、ハンセン病は怖い病気という誤った考えが定着し、そのことが、様々な偏見・差別や人権侵害を引き起こしました。
  • 昭和24年頃には、特効薬で完治するようになりましたが、偏見や差別が解消されることはありませんでした。
  • ハンセン病であった方々等は、今も根強く残る偏見・差別に苦しんでおられます。

このページに関するお問い合わせ先

垂水市役所保健課健康増進・元気プロジェクト係

鹿児島県垂水市上町114

電話番号:0994-32-1111

ファックス:0994-32-6625

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