令和5年度垂水市民満足度調査

調査目的

本調査は、市内に在住する18歳以上の市民を対象として、第5次垂水市総合計画前期基本計画、第3章まちづくりの進め方、2健全で安定した行財政運営の推進に基づき、市民の視点に立った市政の推進を図るために実施するものです。

総合計画に掲げた政策の「重要度」及び「満足度」を調査することで、現在の市民ニーズを把握し、その結果から限られた財源を効率的に配分し、各種計画や予算等に反映するなど、今後の市政展開の参考とするため実施するものです。

調査実施期間

令和5年8月28日～9月11日

対象者

無作為抽出した18歳以上の垂水市民1,000人

調査方法

無記名調査

回答方法

郵送回答もしくはWeb回答

調査項目

対象者に関すること
総合計画の9つの政策展開の方向に対する「重要度」及び「満足度」
垂水市への居住志向
市政に対する自由意見

調査結果報告

調査結果は下記のとおりとなりました。調査への御協力、誠にありがとうございました。

回収率

　33.1％（331人から御回答いただきました。）

調査結果

調査の結果、重要度については、「災害後の復旧・復興対策の迅速な対応」が最も高く、次いで「災害に強い都市基盤の整備」となりました。

満足度については、「健康づくりの推進と医療体制の充実」が最も高く、次いで「地域防災力の向上」となりました。

また、ニーズ値は、「市内産業の振興と企業誘致の推進」が最も高く、次いで「就労の促進と多様な働き方の支援」となりました。

「重要度」と「満足度」を5段階評価（重要度-満足度＝「ニーズ値」）

順位	【重要度】政策名	順位	【満足度】政策名	順位	【ニーズ値】政策名
1	災害後の復旧・復興対策の迅速な対応	1	健康づくりの推進と医療体制の充実	1	市内産業の振興と企業誘致の推進
2	災害に強い都市基盤の整備	2	地域防災力の向上	2	就労の促進と多様な働き方の支援
3	地域防災力の向上	3	災害後の復旧・復興対策の迅速な対応	3	交通の利便性の向上
4	介護予防、生きがいづくりの推進と居宅サービスの充実	4	ごみ処理対策の推進	4	災害に強い都市基盤の整備
5	就労の促進と多様な働き方の支援	5	介護予防、生きがいづくりの推進と居宅サービスの充実	5	快適な居住環境の整備
6	健康づくりの推進と医療体制の充実	6	歴史民俗文化財や埋蔵文化財の保存・活用と芸術文化活動の推進	6	災害後の復旧・復興対策の迅速な対応
7	ごみ処理対策の推進	7	環境美化の推進	7	地域防災力の向上
8	子育て環境の整備・支援と母子保健の推進	8	生活排水処理対策と河川、海の水質保全の推進	8	農業における経営基盤確立による経営規模の拡大
9	安心して暮らせる社会の構築	9	子育て環境の整備・支援と母子保健の推進	9	介護予防、生きがいづくりの推進と居宅サービスの充実
10	障害者等福祉の充実	10	水産業における産品の高付加価値化	10	障害者等福祉の充実

今後の居住志向

前回の調査に引き続き、「あなたは今後も、垂水市に住み続けたいと思いますか」の質問項目を設け、5段階評価とその理由を回答いただきました。

この結果、「居住志向がある」とした人が214人（66.3％）、「居住志向がない」とした人が37人（11.5％）という結果となりました。

まちづくりの進め方

第5次垂水市総合計画の実現のため「まちづくりの進め方」に関する回答について検証を行い、ニーズ値および重要度の平均値は、「隣接市等との広域連携の推進」において高い傾向にあり、市民の関心及びニーズの高さがみられます。このことから、今後も、近隣自治体との連携推進を行うことにより、産業振興、医療・福祉対策などの広域的な相互連携が可能となり、更なる市民生活の利便性の向上につながることが考えられます。

また、「市民と行政の協働によるまちづくり」において、自由記述に「もっと市民の声を」といった意見が多数あったことから、今後もアンケート等を通じて、市民の皆様の声に耳を傾け、住み続けたいと思うまちづくりを推進します。