トップ > 市政の動き > 重要施策 > 総合計画 > 市民満足度調査 > 平成28年度垂水市民満足度調査

更新日:2016年10月19日

ここから本文です。

平成28年度垂水市民満足度調査

調査の目的

本調査は、市内に在住する18歳以上の市民を対象として、第4次垂水市総合計画後期基本計画に基づく27の政策と1の重点プロジェクトについて、「重要度」及び「満足度」を調査し、現在の市民ニーズがどこにあるのかを見極め、今後の市政展開の参考にし、市民主役の行政を実践するための資料とするものです。

また、今回の調査結果を有意義なものとするため、限られた財源をいかに効果的かつ効率的に資源配分するかなど、各種計画や予算等に反映し、行政サービスに対する市民の満足度が向上するよう努めるものとするものです。

調査報告書

詳細結果につきましては、下記よりダウンロードしてください。

調査の設計

調査対象や抽出方法は次のとおりです。

調査地域

垂水市内全域

調査対象

市内在住の18歳以上の市民

対象者数

1,000人

抽出方法

割当法(クォーター法)

振興会ごとに性別・年齢を考慮して調査人数を設定し、対象者の人選は振興会長に一任して行う方法。

調査方法

  1. 無記名調査
  2. 政策の5段階評価及び自由記述で構成

調査期間

平成28年7月16日(土曜日)~平成28年7月31日(日曜日)

実績としては、8月8日の回収分までをデータ処理の対象としました。

調査の内容

調査の対象

  1. 第4次垂水市総合計画後期基本計画に掲げた27の政策及び1の重点プロジェクトに対する「重要度」及び「満足度」
  2. 今後の居住志向(今後も垂水市に住み続けたいと思うか)
  3. 各政策及び市政全般に対する自由意見

回答の方法

上記1・2は、それぞれ5段階評価としました。

また、上記3については、自由記述としました。

分析の方法

  1. 回答者の属性分析
    • 回答者の属性について、その割合等を集計しました。
  2. 政策別分析
    • 政策別に重要度、満足度、ニーズ値(重要度-満足度の数値)の平均値及びその標準偏差を算出し、全政策との相対的な評価を行いました。また、回答者属性ごとにクロス集計を行い、属性項目単位の相対順位等を算出しました。また、自由意見は、政策番号を指定して記入された意見の種別やキーワード等を分類し、その傾向を分析するこれらの分析結果をもとに考察を行い、最終的に評価結果としてまとめました。
  3. 平成26年度及び平成28年度垂水市市民満足度調査の比較分析
    • 平成26年度垂水市市民満足度調査及び平成28年度垂水市市民満足度調査の政策別の重要度・満足度・ニーズ値の差及び順位の変動を算出しました。また、相対評価及び評価エリアの変動を比較しました。
  4. 第4次垂水市総合計画基本構想「施策の大綱」別分析
    • 同基本構想「施策の大綱」に掲げた「基本目標」及び「重点目標」別に重要度・満足度・ニーズ値の平均値、標準偏差及び相対順位等を算出しました。
  5. 今後の居住志向に対する分析
    • 回答状況及び属性ごとの集計結果を分析し、また、自由意見を整理するなどして、評価・分析まとめを行いました。
  6. 平成28年度垂水市市民満足度調査の総括
    • 市民満足度調査結果から見える総括として整理しました。なお、従来どおり、前回調査時点における重点政策に対する検証も行いました。
  7. 各政策及び市政全般に関する自由意見
    • 記入された意見については、今後の市政運営に対して貴重な意見であることから、意見の原文を、別途「平成26年度市民満足度調査結果報告書資料集」としてまとめることにしました。

調査結果の公表

調査の結果については、本報告書を市役所情報公開室及びホームページにおいて公開します。

回答者の属性分析

調査方法

今回の市民満足度調査は、平成26年度市民満足度調査と同様に、対象者数を1,000人とし、対象者の抽出法は「割当法」を採用しました。

なお、調査票の配布及び回収については、各振興会長の協力をいただきました。

回収数/回収率

今回の回収数(回収率)は、892件(89.2%)となり、平成26年度調査時の903件(90.3%)から11件(1.1%)低下しました。

各区分の属性分析結果について

1.男女別:概ね当初の設定割合どおりとなっています。

区分

配布数(割合)

回答者数(割合)

472(47.2%)

391(43.8%)

528(52.8%)

471(52.8%)

未記入等

-

30(3.4%)

合計

1,000(100%)

892(100%)

 

2.年齢別:当初設定割合に比べ、若年層と高年層の割合が低くなっています。

区分

配布数(割合)

回答者数(割合)

若年層/18~39歳

170(17.0%)

133(14.9%)

壮年層/40~59歳

287(28.7%)

277(31.1%)

高年層/60歳以上

543(54.3%)

454(50.9%)

未記入等

-

28(3.1%)

合計

1,000(100%)

892(100%)

 

3.職業別:会社員、パート・アルバイトの割合が高く、学生の割合が低くなっています。

区分

配布数(割合)

回答者数(割合)

会社員

-

210(23.5%)

自営業

-

97(10.9%)

公務員

-

20(2.2%)

農林水産業

-

42(4.7%)

パート・アルバイト

-

133(14.9%)

専業主婦(主夫)

-

118(13.2%)

学生

-

6(0.7%)

無職

-

212(23.8%)

その他

-

22(2.5%)

未記入等

-

32(3.6%)

合計

1,000(100%)

892(100%)

 

4.地区別:概ね当初の設定割合どおりとなっています。

区分

配布数(割合)

回答者数(割合)

新城・柊原地区

162(16.2%)

148(16.6%)

垂水地区

496(49.6%)

410(46.0%)

水之上・大野地区

107(10.7%)

100(11.2%)

協和地区

117(11.7%)

104(11.7%)

牛根地区全域

118(11.8%)

103(11.5%)

未記入等

-

27(3.0%)

合計

1,000(100%)

892(100%)

 

5.居住年数別:居住年数が10年以上の回答者が約87%を占めています。

区分

配布数(割合)

回答者数(割合)

5年未満

-

40(4.5%)

5~10年

-

49(5.5%)

10~20年

-

98(11.0%)

20年以上

-

676(75.8%)

未記入等

-

29(3.2%)

合計

1,000(100%)

892(100%)

政策別分析結果

第4次垂水市総合計画後期基本計画に掲げている27の政策及び1の重点プロジェクトについて、政策別に重要度・満足度の平均値及び標準偏差を算出しました。

なお、この2つの数値だけでは、市民ニーズが詳細に把握できないことから、平成26年度に引き続きニーズ値として、重要度と満足度の差を設定しました。これは、この差が大きいほど、重要度と満足度とのかい離があり、早急な改善や対策等を図る必要性を示したものとしています。

相対評価

相対評価は、それぞれの政策の重要度と満足度の平均値と全ての重要度と満足度の全体平均値との比較となります。

この相対評価の評価指標の説明は次のとおりです。

Ⅰ:重要度・満足度とも平均値より高い項目

Ⅱ:重要度は平均値より高いが、満足度の平均値が低い項目

Ⅲ:重要度の平均値は低いが、満足度の平均値は高い項目

Ⅳ:重要度・満足度とも平均値より低い項目

評価エリア

評価エリアは、分析結果表内のプロット図にあるように4つのエリアに分け、当該政策の重要度とニーズ値の相関関係を示しました。

この4つのエリアの説明は次のとおりです。

Aエリア:重要度もニーズも高い/優先して改善を要する項目

Bエリア:ニーズは高いが重要度は低い/現状維持またはあり方を検討する項目

Cエリア:重要度は高いがニーズは低い/現在の水準を維持する項目

Dエリア:重要度もニーズも低い/改善の必要性が低い項目

ニーズ分析

ニーズ分析は、項目単位・属性単位の相対順位を求めています。

項目単位の数字は、同じカテゴリ内(男女別、年齢別等)におけるニーズ値の順位を表しています。

また、属性単位の数字は、その属性内において、当該政策のニーズ値が全政策で何位であるかを示したものとなります。

これらのデータをもとに考察したデータの傾向を特記事項にまとめています。

自由意見については、政策番号を指定して記入された意見を意見の種別で分類し、また、内容をキーワードに置き換え、その傾向を記しました。

評価結果については、これまでの分析結果をもとに今後取り組む政策推進の方向性について、まとめたものとなります。

標準偏差

標準偏差は、統計値や確率変数の散らばり具合(ばらつき)を表す数値のひとつ。

例えば、3人の回答が全て同じ回答(全員が3と回答した場合)の平均値は3.0で、標準偏差はばらつきがないので0となるが、3人の回答がそれぞれ「1/3/5」の場合、平均値は同じく3.0であるが、標準偏差は1.63となります。

政策別一覧表/重要度・満足度・ニーズ値/平均値・標準偏差・相対順位・評価エリア

政策別一覧表
(PDF:79KB)
クリックすると拡大します。

今後の居住志向

前回の調査に引き続き、設問29に「あなたは今後も、垂水市に住み続けたいと思いますか?」を設け、「思う」から「思わない」の5段階評価とその理由を尋ねました。

集計結果については、次のとおりです。

1.回答状況

 

5.思う

4.どちらかといえばそう思う

3.どちらともいえない

2.どちらかといえばそう思わない

1.思わない

回答者数

H28

366件

205件

176件

57件

26件

H26

393件

186件

161件

63件

29件

-27

+19

+15

-6

-3

回答割合

H28

44.1%

24.7%

21.2%

6.9%

3.1%

H26

47.2%

22.4%

19.4%

7.6%

3.5%

-3.1

+2.3

+1.8

-0.7

-0.4

 

2..回答者属性別の集計結果

 

項目

平均値

H28

H26

男女別

4.04

4.08

-0.04

3.97

3.98

-0.01

年齢別

若年層

3.53

3.38

+0.15

壮年層

3.86

3.84

+0.02

高年層

4.25

4.32

-0.07

職業別

会社員

3.80

3.85

-0.05

自営業

4.36

4.07

+0.29

公務員

3.85

3.86

-0.01

農林水産業

4.49

4.42

+0.07

パート

3.69

3.68

+0.01

専業主婦(主夫)

4.06

4.03

+0.03

学生

2.33

3.50

-1.17

無職

4.21

4.24

-0.03

その他

3.75

4.11

-0.36

地区別

新城・柊原地区

4.14

4.16

-0.02

垂水地区

4.00

4.10

-0.10

水之上・大野地区

3.97

3.95

+0.02

協和地区

3.93

3.81

+0.12

牛根地区全域

3.92

3.84

+0.08

居住年数別

5年未満

3.59

3.60

-0.01

5~10年

3.53

3.53

0.00

10~20年

3.46

3.65

-0.19

20年以上

4.14

4.14

0.00

 

全体平均

H28

H26

4.00

4.02

-0.02

 

3.自由意見記入状況

主な理由

5.思う

4.どちらかと言えばそう思う

3.どちらともいえない

2.どちらかと言えばそう思わない

1.思わない

合計

生まれ育ったまちだから

96

24

0

0

0

120

住みやすい(住み慣れた)

42

30

0

0

0

72

ふるさと(先祖・実家)だから

18

6

0

0

0

24

自然環境(自然の恵み)が良い

24

6

0

0

0

30

垂水市が生活基盤

25

15

1

0

0

41

地域の絆(人情)

8

5

0

0

0

13

介護・高齢他やむを得ず

1

0

0

1

0

2

垂水市が好き

11

0

0

0

0

11

雇用・経済の活性化要望

0

0

1

3

0

4

行財政・税金への要望

0

0

5

9

3

17

交通・商業環境の充実要望

0

0

8

5

6

19

人口減少対策要望

0

3

4

4

1

12

医療環境の充実要望

0

0

13

5

1

19

介護福祉環境充実への要望

0

0

0

1

0

1

教育環境充実への要望

0

0

4

2

0

6

住環境充実への要望(降灰)

0

0

1

2

0

3

住環境の充実要望(降灰以外)

0

0

3

1

2

6

住み続ける理由が見つからない

0

0

0

0

5

5

今後住み続けるか分からない

0

0

27

0

0

27

防災対策の充実への要望

0

0

3

2

0

5

その他

30

29

9

11

4

83

件数

255

118

79

46

22

520

(比率)

(40.04%)

(22.69%)

(15.19%)

(8.85%)

(4.23%)

(100.00%)

 

71.73%

15.19%

13.08%

  • 自由意見は、合計520人が評価の理由を記入しています。その主な理由をキーワード設定して整理しました。

評価・分析まとめ

回答状況について

「住み続けたいと思う」の割合は前回調査時から3.1%低下しており、「どちらかといえばそう思う」の割合が上昇しています。一方、「住み続けたいと思わない」、「どちらかといえばそう思わない」の割合は若干減少しています。この結果、「居住志向がある(5・4を選択)」とした人が、合計571人(68.8%)、「居住志向がない(2・1を選択)」とした人が、合計83人(10%)という結果となりました。

回答者属性別の集計結果について

回答者属性別の平均値を算出し、前回調査時との比較を行いました。

男女別、職業別、居住年数別の項目では、前回調査時から顕著な変化は見られないが、年齢別の項目を見てみると「若年層」と「壮年層」の居住志向が強まっていますが、「高齢層」は老後(医療・介護や交通・買い物等)への不安から、居住志向が減少傾向となっています。

また、地区別の項目を見てみると、「牛根地区」が前回調査時より若干上昇しましたが、依然低い平均値となっており、最も高い「新城地区」との差が0.22ポイントと大きく開きがあります。

自由意見記入状況について

居住志向がある回答者の主な理由の傾向は、「生まれ育ったまち・ふるさと」・「住みやすい」・「自然環境が良い」という意見が多数でありました。

一方、居住志向がない回答者の傾向は、「人口減少対策への不満」や「高齢化社会における医療・介護等への不安」といった意見がありました。

なお、記入された意見の主なものを掲載しております。

まとめ

回答結果のうち「住み続けたいと思う」、「どちらかといえばそう思う」の割合は、全体の約7割を占めており、居住志向は高いと言えます。

しかし、前述のとおり、「垂水市に住み続けたいと思う」と考える割合が減少しており、全体の平均値も減少していることから、住み続けたいと思わない理由として挙げられたことに対して改善を行い、居住志向を高めていく取組みが必要です。

平成28年度市民満足度調査総括

平成28年度の市民満足度調査では、「政策別分析結果」で政策ごとに評価分析を行い、今後の施策推進のための方向性等を示し、「今後の居住志向」では、回答者属性別の分析を行いました。

ここでは、総括として、上記の結果から優先し重点化して取り組んでいく政策についてまとめました。

調査全般に関する評価

前回調査に引き続き、各振興会長に協力をいただくことで割当法での調査を実施し、今回調査においても配布数の約9割の回答がありました。

しかし、前回調査と比較すると回収率が若干減少しており、特に高齢層の回答数が少なくなっています。

このことは、自由意見にも多く挙げられた「調査項目が多く回答が大変」であるということが、原因の一つではないかと考えられます。

今回調査も前回調査同様に、基本目標ごとに自由意見を求める方式で実施しましたが、今後も回答者の負担の軽減を図る工夫を講じる必要があります。

全体分析における政策評価(平成28年度市民満足度調査分)

一般的に政策の重要度が高く、満足度が低いものは、早急に対策を講ずるべきという判断がなされています。設定したニーズ値は、この重要度と満足度の差であり、これを社会的ニーズとして定義しています。

このニーズ値の高い上位10政策については、次表のとおりです。

全体分析/ニーズ値(重要度-満足度)

順位

政策名

ニーズ値

重要度の順位
満足度の順位

前回
順位

前回
ニーズ値

1

11.医療体制の充実

1.896

重要度1位

満足度25位

3

1.548

2

21.働く環境の充実

1.887

重要度7位

満足度28位

1

1.862

3

重点「人口減少対策プロジェクト」

1.832

重要度5位

満足度27位

2

1.793

4

25.市民の期待に応える職員の育成

1.496

重要度14位

満足度26位

4

1.391

5

9.高齢者保健福祉の推進

1.401

重要度3位

満足度11位

11

1.152

6

14.快適な都市基盤の整備

1.392

重要度13位

満足度24位

15

1.115

7

4.子育て支援体制の充実

1.355

重要度4位

満足度8位

6

1.275

8

12.地域防災対策の推進

1.346

重要度2位

満足度4位

7

1.264

9

10.障害者保健福祉の推進

1.329

重要度10位

満足度15位

8

1.244

10

27.財政運営の健全化

1.266

重要度16位

満足度19位

5

1.278

平成26年度市民満足度調査との比較

平成26年度調査時との満足度及びニーズ値を視点とした比較により、各政策の成果確認を行いました。基本的に「満足度」が増加したもの、又は「ニーズ値」が減少したものを成果が確認できたものとし、「満足度」が減少したもの、又は「ニーズ値」が増加したものは、成果が確認できなかったものとしています。

なお、重要度については、成果確認の対象とはしていませんが、最終的な評価結果をまとめる上で参考として示しています。

重要度

重要度の平均値は、平成26年度と比較し0.029ポイント上昇しました。

政策別にみると平均値が上がった政策が21政策、下がった政策は6政策、変動なしが1政策、また、相対順位の変動は、順位の上がったものが11政策、下がったものが10政策、変動なしが7政策となりました。

重要度の数値が大きく伸びた政策の上位3政策は次のとおりです。

(1)14.快適な都市基盤の整備+0.121

(2)4.子育て支援体制の充実+0.120

(3)3.地域を支える人材の育成+0.088

満足度

満足度の平均値は、平成26年度と比較し0.049ポイント低下しました。政策別にみると平均値が上がった政策が9政策、下がった政策が19政策、また、相対順位の変動は、順位の上がったものが14政策、下がったものが8政策、変動なしが6政策となりました。

満足度の数値が上昇したもの及び低下したものの上位3政策は次のとおりです。

数値が上昇した政策

(1)20.活気ある商工業の振興+0.052

(2)4.子育て支援体制の充実+0.040

(3)3.地域を支える人材の育成+0.030

数値が低下した政策

(1)11.医療体制の充実-0.302

(2)9.高齢者保健福祉の推進-0.184

(3)14.快適な都市基盤の整備-0.156

ニーズ値

ニーズ値の平均値は、平成26年度と比較し0.078ポイント上昇しました。政策別にみると平均値が上がった政策が22政策、下がった政策が6政策、また、相対順位の変動は、順位の上がったものが9政策、下がったものが13政策、変動なしが6政策となりました。

改善された政策(ニーズ値の数値が減少したもの)及び改善が見られない政策(ニーズ値の数値が増加したもの)の上位3政策は次のとおりです。

改善された政策

(1)13.安心安全な地域社会の構築-0.055

(2)19.魅力ある水産業の振興-0.032

(3)20.活気ある商工業の振興-0.024

改善が見られない政策

(1)11.医療体制の充実+0.348

(2)14.快適な都市基盤の整備+0.277

(3)9.高齢者保健福祉の推進+0.249

平成26年度市民満足度調査重点化4政策の検証

平成26年度重点化の4政策について、次のとおり検証を行いました。

4.子育て支援体制の充実

 

重要度

満足度

ニーズ値

相対評価

評価
エリア

平均値

相対順位

平均値

相対順位

平均値

相対順位

H28

4.516

4

3.161

8

1.355

7

1.

A

H26

4.396

8

3.121

12

1.275

6

1.

A

0.120

↑4

0.040

↑4

0.080

↓1

 

 

  • 考察/満足度の平均値及び相対順位は、平成26年度調査時と比較し上昇しており、一定の事業成果が見られます。しかし、重要度の相対順位が4ランク上昇し、ニーズ値の平均値及び相対順位は依然として高いことから、引き続き取り組んでいく必要があります。
11.医療体制の充実

 

重要度

満足度

ニーズ値

相対評価

評価
エリア

平均値

相対順位

平均値

相対順位

平均値

相対順位

H28

4.684

1

2.788

25

1.896

1

2.

A

H26

4.638

1

3.090

15

1.548

3

2.

A

0.046

0

-0.302

↓10

0.348

↑2

 

 

  • 考察/平成26年度調査時に引き続き重要度の相対順位は1位となっていますが、満足度の平均値及び相対順位が大きく低下し、依然として相対評価も2.となっており、成果が見られません。満足度向上のために、優先して改善を要する項目となります。
21.働く環境の充実

 

重要度

満足度

ニーズ値

相対評価

評価
エリア

平均値

相対順位

平均値

相対順位

平均値

相対順位

H28

4.484

7

2.598

28

1.887

1

2.

A

H26

4.465

5

2.603

28

1.862

1

2.

A

0.019

↓2

-0.006

0

0.025

0

 

 

  • 考察/平成26年度調査時に引き続き、満足度の相対順位は最下位であり、平均値も低下していることから、成果が見られません。市民ニーズが高いことから、引き続き重点的な取り組みが必要となります。
25.市民の期待に応える職員の育成

 

重要度

満足度

ニーズ値

相対評価

評価
エリア

平均値

相対順位

平均値

相対順位

平均値

相対順位

H28

4.268

14

2.772

26

1.496

4

2.

A

H26

4.249

12

2.857

26

1.391

4

2.

A

0.019

↓2

-0.085

0

-0.313

0

 

 

  • 考察/重要度の平均値は、平成26年度調査時と比較し上昇していますが、満足度の平均値は低下しており、成果が見られません。ニーズ値の平均値も高い状況であり、引き続き改善に取り組む必要があります。

重点プロジェクト「人口減少対策プロジェクト」について

平成26年度調査時に引き続き、重点プロジェクト「人口減少対策プロジェクト」に関する回答について検証を行いました。

 

重要度

満足度

ニーズ値

相対評価

評価
エリア

平均値

相対順位

平均値

相対順位

平均値

相対順位

H28

4.515

5

2.683

27

1.832

3

2.

A

H26

4.512

3

2.720

27

1.793

2

2.

A

0.030

↓2

-0.037

0

0.039

↓1

 

 

ニーズ値の平均値は、平成26年度調査時と比較し上昇していますが、満足度の平均値は低下しており、成果は見られません。また、自由意見の中でも人口減少対策に関するものが多く見られ、市民の関心及びニーズの高さが伺えます。

このことからも、人口減少対策は、本市の最重要課題と位置づけであると認識し、最優先で取組みを進めていく必要があります。

 

まとめ~平成28年度市民満足度調査から見える優先し重点化して取り組む政策~

これらの結果から、第4次垂水市総合計画後期基本構想「施策の大綱」に掲げた基本目標ごとに優先し取り組む政策をニーズ値の高い順に2政策ずつ掲げ、また、全体として特に重点化し取り組むべき政策を掲げています。

なお、ここに掲げた政策は、第5次垂水市総合計画に反映されるべきものであると考えられることから、継続して取り組む必要があります。

基本構想「施策の大綱」名

基本計画の政策名

重点化

基本目標1

住民による住民のためのまちをつくる

4.子育て支援体制の充実

5.学校教育の充実

 

基本目標2

安心して暮らせるまちをつくる

9.高齢者保健福祉の推進

 

11.医療体制の充実

基本目標3

環境と経済が共存し、循環していくまち

をつくる

21.働く環境の充実

22.魅力ある観光の振興

 

基本目標4

市民を大切にするまちをつくる

25.市民の期待に応える職員の育成

27.財政運営の健全化

 

重点プロジェクト

人口減少対策プロジェクト

 

このページに関するお問い合わせ先

垂水市役所企画政策課政策推進係

鹿児島県垂水市上町114

電話番号:0994-32-1111

ファックス:0994-32-6625

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?