猫の適正飼養について
正しい飼い方で、猫と人にやさしいまちづくりを
身勝手に捨てられてしまい、迷子のまま飼い主がわからない猫や、放し飼いにより過酷な環境でうまれる子猫たちも多くいます。
責任ある飼い方が、猫の命を守ります。当たり前のようで知らない人も多い「正しい猫の飼い方」。
猫と人が笑顔で過ごせるまちづくりを目指しましょう。
猫を飼っている方へ
- 首輪と名札(連絡先)をつけましょう
開いたドア窓から脱走したり、突然の災害で行方不明になったりすることも考えられます。
連絡先を書いた迷子札を首輪につけたり、マイクロチップを施したりすることで、飼い主の元に戻ることができます。
- 室内で飼いましょう
交通事故や猫同士のケンカ、感染症などから猫を守りましょう。
また、ふん尿や鳴き声、ごみを荒らすなど、周囲の方への配慮も飼い主の責任です。
周囲への迷惑は、猫嫌いの人が増えることにもつながりますので、猫のためにもなりません。
- 不妊・去勢をしましょう
飼い猫に子どもがうまれたら、その先の子どもたちに責任をとることができますか?
1匹のメス猫から子猫がうまれ、1年後には合計20匹以上になることもあります。
不妊・去勢をすることは、病気の予防やストレスの軽減、マーキング行為の減少というメリットもあります。
猫にえさをあげている方へ
最近、猫に起因する生活環境被害が少なくない状況です。飼っているつもりはないけれど、えさはあげている。
それはあなたの『管理猫』です。近隣住民への迷惑にならないように配慮しましょう。
ワンポイントアドバイス【猫のふん尿対策】
動物虐待等に悪用しないようご注意ください。
- 猫の嫌がるにおいや香り(柑橘類の汁・ハーブ・コーヒー・メンソール・ドクダミ茶・酢・木酢液)を置く。
- 刺激性の強いもの(こしょう・にんにく・とうがらし等)を細かく切って敷地内にまく。
- 猫がとおる地面に水をたっぷりまく。
- 床下や倉庫などに侵入防止用の網を張る。
- 猫が嫌がる超音波が発生する装置(市販品)を置く。
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