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更新日:2024年4月1日
松ケ崎小学校は明治2年(1869年)に学館と称して創立し、今年度は創立155周年を迎える歴史と伝統のある学校です。
本校は、海と山に囲まれた風光明媚な場所に位置します。校舎からは、眼下にイルカの遊ぶ錦江湾と雄大な桜島を一望できます。
校区は国道220号線沿いに海岸線約6kmの細長い集落で構成され、眼前に紺碧の錦江湾、左に桜島の雄姿を仰ぎ、背後は緑豊かな大隅の山なみに抱かれています。
歴史的にいわれのある名所・旧跡も多く、源平時代の平家との関わり、島津氏と肝属氏の決戦の場である松ヶ崎城址、関ヶ原の戦い後の宇喜多秀家公潜居跡、薩摩藩造船所跡、大正噴火による埋没鳥居、第二次世界大戦末期の空軍基地等、古代から中世、近代に渡っての様々な時代の史跡が点在しています。
気候は温暖で降霜も少なく、山腹を利用したビワ園から良質のビワが多く生産され、特産物となっています。
錦江湾ではぶりの養殖がさかんで、基幹産業として活況を呈しています。
また、校区内の公道整備が進み、平成17年4月に「道の駅たるみず」がオープン、平成20年3月には牛根大橋が開通し、観光コース、産業道路として交通量も大幅に増加しました。
地域は急傾斜地が多く、桜島が間近にあるため降灰等の影響を受けながらも、防災の意識を高めるとともに松ケ崎の自然や風土に愛着を感じながら、住民一体となって地域おこしに取り組んでいます。
また、近年は過疎化・高齢化が進み、児童数が減少していますが、地域住民は創立当時より数々の困難を乗り越えて学校を盛り立てていこうとする気運を有しており、学校に寄せる期待や協力は大きなものがあります。
令和6年度は、3学級8人の子どもたちと9人の職員でスタートした松ケ崎小学校です。
少人数ならではの子どもたち一人一人の個性を生かし、個に応じた心に届くきめ細かな教育を実践し、楽しく安全で笑顔あふれる学校にしたいと考えております。
また、本校のキャッチフレーズは、『夢と感動と笑顔がいっぱい松小っ子』です。一人一人の子どもが、「あのような人になりたい」「あのようなことができるようになりたい」という思いを実現できるよう、様々な工夫を取り入れながら教育活動を行っています。
そして、私たち教師は、子どもたちの「できようになりたい・がんばりたい」という思いを実現できるよう絶えず努力し、子どもたちの自己肯定感を高めていくようにしています。
『夢へのチャレンジ!』の実現は、子どものみの目標ではなく、教師にとっても自己実現のよい機会であるととらえ、全職員一丸となって取り組んでいきます。
今年度も保護者や地域の方々の協力を得ながら、ふるさとの自然や歴史を生かし、地域と共にある松ケ崎ならではの教育を展開していきたいと考えております。皆さまのご理解とご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
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