トップ > 観光・文化・スポーツ > 観光情報 > 魅力まとめ読み > 癒しの湯とお泊り > 垂水人形
ここから本文です。
垂水人形は、こねた粘土を型枠に入れて形をつくり、乾燥させたものを素焼きにして糊粉を塗り、その上に色
付けした素朴な人形です。
昭和10年(1935)頃からすたれ、一時制作は途絶えましたが、帖佐人形や残っている垂水人形の原型を参
考に、中島信夫氏らによって平成元年(1989)に復活しました。
文禄・慶長の役(1592~1598年)のときに、島津義弘が伴い帰った陶工たちが制作したのが、薩摩焼と土人
形だったと言われています。
垂水では、元禄(1688~1704)頃から作られていたと言われています。
江戸期にはもっぱら武士の内職として、娘、花嫁、福神、犬、猫、鯛などの人形が作られました。
やがて垂水人形は冬場農家の副業になり、大正の初め頃には20件の制作者があり、1年に800個も作られたそ
うです。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
更新日:2025年6月24日