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更新日:2018年10月9日

垂水市新庁舎建設設計者選定プロポーザル審査結果及び審査講評について

審査結果

平成30年9月16日(日曜日)開催の垂水市新庁舎建設設計者選定プロポーザル審査委員会において、第二次審査を実施した結果、次のとおり最優秀者、優秀者、佳作を決定しました。

最優秀者

宇住庵設計/エヌ・ケイ・エス・アーキテクツ/大隅家守舎共同企業体

優秀者

株式会社塩塚隆生アトリエ

佳作

株式会社東条設計

株式会社アプルデザインワークショップ

有限会社ナスカ

株式会社遠藤克彦建築研究所

最優秀者の提案内容

宇住庵設計/エヌ・ケイ・エス・アーキテクツ/大隅家守舎共同企業体

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:1,194KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:1,673KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:1,768KB)

優秀者の提案内容

株式会社塩塚隆生アトリエ

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:1,400KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:724KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:1,277KB)

※技術保護や著作権保護のため、印刷等が出来ない設定となっておりますので、ご了承ください。

佳作の提案内容

株式会社東条設計

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:964KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:1,280KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:748KB)

株式会社アプルデザインワークショップ

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:5,706KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:605KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:4,391KB)

有限会社ナスカ

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:1,342KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:1,454KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:744KB)

株式会社遠藤克彦建築研究所

特定課題1

市民に親しまれ、垂水市のまちづくりに貢献できる庁舎について(PDF:657KB)

特定課題2 市民の安全・安心に貢献できる庁舎について(PDF:648KB)
特定課題3,4 あらゆる人が利用可能なユニバーサルデザインに対応した庁舎について/イニシャルコスト・ランニングコスト・環境性を総合的に考慮した庁舎について(PDF:640KB)

※技術保護や著作権保護のため、印刷等が出来ない設定となっておりますので、ご了承ください。

審査講評

9月16日(日曜日)垂水市新庁舎のプロポーザル第二次審査が行われ基本設計・実施設計の業務委託先が選定されました。

最初にまず、このプロポーザルの技術提案書を提案いただいた設計者、さらに、二次審査に精緻な模型を作成して遠路おいでいただいた設計者の方々に、厚く御礼を申し上げます。ご提案いただいた22者の設計者の方々の熱意あるご尽力により、垂水市新庁舎建設設計者選定プロポーザルが成立し、無事終えることができました。審査委員長として、錚々たる設計者の方々の中から、一者を選定せざるを得ず心苦しい限りでした。審査講評として、これまでの経緯とプロポーザルの審査の過程を公表できればと考えご報告致します。紙面の都合上、佳作までしか触れられないことをお許し下さい。

プロポーザルに至るまで、市民の委員の方々に参加いただき、平成29年6月から平成30年5月まで垂水市新庁舎建設検討委員会を7回開催し、3箇所の候補地から、旧フェリーターミナル周辺の敷地が適当とし、市長に提案致しました。敷地の絞り込みに際して、限定措置のある地方債の活用期限に間に合い、そしてもっとも早く庁舎の安全性を担保できること、駐車場等の確保が容易なこと、中心地からも徒歩で可能な距離であることを評価し敷地を絞り込みました。そして、その旧フェリーターミナル周辺の敷地で、設計者を選定する公募型プロポーザルを実施することになりました。審査委員会は鹿児島大学の教員4名と市の職員3名の7名で構成し、平成30年6月に公募を開始、8月20日までに22者から技術提案書を提出いただき、8月22日に第一次審査(書類審査)を垂水市新庁舎建設設計者選定プロポーザル審査委員会で行いました。A4サイズ1枚に設計の実施体制を、A3サイズ3枚に4つのテーマを表現した熱意のこもった提案書が届き、審査会では絞り込みに大変苦慮しました。この第一次審査では当初5〜7者程度の設計者を選び、プレゼンテーションとヒアリングを実施する予定でしたが、優劣つけ難く、多くの提案をお聞きするべきだとの結論となり、9者の設計者の方々に、第二次審査に来ていただき、公開の場でプレゼンテーションとヒアリングを実施することになりました。

公募型の設計者選定プロポーザルは、一般的に呼ばれる建築設計コンペ(競技)とは異なり、案を選ぶのでなく、その提案をつくった設計者を選ぶことを目的としています。実際の基本設計・実施設計では市民や行政の要望を汲み入れながら設計を進めることになりますので、プロポーザル案がそのままできるのではなく、技術提案書の内容と異なる計画となることもあります。そこで、第二次審査では、これから様々な要望を柔軟に聞き入れながら、完成まで垂水市のため、如何に尽力していただける設計者を選ぶかがポイントとなりました。どのような体制でこれから設計を進めるのか、コスト管理がしっかりできる設計者か、防災に対して配慮できる技術力があるか、市庁舎建設を通してまちの活性化やまちづくりに貢献してくれるか、またデザイン能力が高いかが問われました。プレゼンテーション終了後の審査委員会では、特にこの設計体制、コスト管理能力、防災に関する技術力、デザイン力について、プレゼンテーションと質疑の内容から判断し、真摯に各設計者について議論を行いました。設計体制では、東京、福岡に本拠地がありそこから管理技術者や主任技術者がかけつけるという設計者より、地域に本拠地があるか、もしくはサテライトオフィスを垂水に置くと言明した設計者を高く評価しました。審査委員会の議論を重ねていく中で、コスト管理力は、垂水市の財政事情を踏まえて床面積を減らす工夫や維持経費があまりかからない方法を提案した設計者を評価していくことになりました。

最優秀に選ばれたのは受付番号25の宇住庵設計・エヌ・ケイ・エス・アーキテクツ・大隅家守舎共同企業体の案で、別棟をつくらず倉庫や駐車場を免震階に配置し、その上に3層の庁舎が計画され、防災面で高い評価を得られた実現性のあるコンパクトな内容でした。庁舎から海が見えるように免震階を、海を望む丘として魅力的なデザインで計画し、階高を抑えながらPCによる束ね柱や床版を用いた構造により、独創的なおにぎり形状の平面が提案されました。この平面計画では、職員の執務空間を外壁側に配置し、市民が建物中央からカウンターにアクセスする市民優先の考え方が示されました。また、外壁側の執務空間は連続するので、行政の部署配置のフレキシブルが高い点も好感が持てました。さらに、隣接する鹿屋市に本拠地があり、福岡、東京の事務所と連携して進め、大隅半島等でのまちづくりの実績があることから、最も遂行能力のあると審査委員会で判断致しました。

受付番号10の株式会社塩塚隆生アトリエの案は、ランドマークとしてのインパクトが高く、プレゼンテーション時に持ちこまれた模型も、大変見ごたえのあるものでした。周辺の形態から台形形状を抽出したデザインで構成し、この案も免震階の上に3層の庁舎が計画された防災的に、よく考えられた内容でした。大屋根をPC化し、シドニーオペラハウスのような白い磁器タイルとの説明は審査委員の心に響く魅力に満ちていました。しかし、コストと実現性に関して不安との意見や大屋根のスケールが果たして垂水のまちなみに似合うのだろうかとの疑問の声あがり、惜しくも次点となりました。

次に受付番号順に佳作となった4つの提案についてご報告します。

受付番号3の株式会社東条設計の案は、鹿児島市内を拠点とする設計者で、垂水の歴史の読み込みや、旧庁舎と新庁舎の道を核にした桜並木の「タリミチ(道)」を整備する提案が盛り込まれ魅力的なまちづくりの方法が提示されていました。ただ、全面を屋上緑化としたときの台風対策や維持管理費の問題、そして、駐車場を含めた工事面積の大きさに対し、コスト的な裏付けや予算削減への明確な提案が確認できず、あと一歩、及びませんでした。

受付番号19の株式会社アプルデザインワークショップの案は、東京を拠点としサテライトオフィスを垂水に設けるという設計者でした。全体を階段状の屋根で覆った三角形の立面はランドマークとして魅力的でした。しかも、要項で提示された3階建ての条件を満たしながら工夫されている点も評価されました。プレゼンテーションの際も、要望に応じて設計変更に対応し、まちづくりチームも送り込みますと、大きな意気込みも感じられ、期待できるプレゼンテーションでした。しかし、大階段と庁舎との関係も楽しげな設えになりそうでしたが、大階段の降灰の維持管理に疑問が出され及びませんでした。

受付番号20の有限会社ナスカの案も、東京を拠点としサテライトオフィスを垂水に設けるという設計者でした。1層目は駐車場等とし、その上に4層の庁舎を計画したもので、上部にいくほど桜島に向かって迫り出すデザインは、海からの眺望に配慮した魅力的なランドマークとしての提案でした。制震構造の鉄骨造でフットプリントを小さくし、各階に部署や機能をゾーニングすることにより積層しながらも使いやすくコストダウンを図る計画で、吹抜周りに市民の集うコミュニティ空間が散りばめられ合理的で実現性の高いものでした。この受付番号20と27が、5層案でまちなみから突出することやコストに対する懸念に対して審査委員会で多くの時間を割き議論しましたが、残念ながら審査委員の懸念を払拭することができませんでした。

受付番号27の株式会社遠藤克彦建築研究所の案は、コモンルーフがつくる開かれた庁舎というテーマで庇や湾曲した屋根が魅力的なデザインでした。夕方の少し暗くなりかけた会場に持ち込まれた模型は大変精緻なもので、しかもその内部に光が灯り、会場からは驚きの声が上がりました。提案は鉄筋コンクリート造5階建てで、防災的には1階の執務室が50cm現状よりあがっているものの他案に比べて若干不安が残ったこと、またダブルスキンは降灰対策が技術的に難しい可能性があり、提案内容がコスト的に適正なのだろうかとの意見があり、及びませんでした。

選定された受付番号25の宇住庵設計・エヌ・ケイ・エス・アーキテクツ・大隅家守舎共同企業体の案は、垂水の身の丈にあったコンパクトで使いやすい提案で、地域に愛着を持ち、全力で取り組んでくださる設計者を選定することができたと確信しております。今後の基本設計、実施設計が市民の意見を採り入れながら進み、この庁舎建設が一つの契機となり、旧庁舎をはじめとする既存建築を活用した垂水のまちの活性化につながることを期待します。

最後になりましたが、二次審査が終了して副市長をはじめとする審査委員に設計事務所名が初めて明らかにされました。参加表明書は事務局で採点していただき、22者の得点差は1,2点でした。一次審査の審査は、提案者を知らされないまま、一作品ずつ意見交換を行い、技術提案書を各委員が読み込み課題ごとに評点を付けて集計し、審査しました。審査委員長の私が捺印し、一次審査を通過した書類を発送する際も、付箋で設計者名は隠された状態で、二次審査当日にはじめて氏名とお顔を拝見し、技術提案書をどなたがつくられた案であるかが解りました。慎重、公正に審査が進められたことをここにご報告します。また、このプロポーザルがここまで厳正にできたのは、事務局の皆様の努力の賜物であったことを申し添えます。

 

平成30年9月16日

 

垂水市新庁舎建設設計者選定プロポーザル審査委員会

審査委員長 鰺坂 徹

 

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お問い合わせ

垂水市役所企画政策課庁舎建設係

鹿児島県垂水市上町114 

電話番号: 0994-32-1111

ファックス:0994-32-6625

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