鹿児島県垂水市
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更新日:2016年9月22日
垂水市食材の販路拡大
平成28年6月18日(土曜日)
東京都大田区/地中海市場・レシャット
東京でたるみずにハマる夕べ
「鹿児島たるみず観光物産展」は、垂水市が昨年度から実施している「食」をテーマにした販路拡大のためのPR事業です。
第1回目から「東京」での開催にこだわってきました。その理由はただ一つ。
東京を起点とした都市圏における垂水食の認知度向上のためです。
地元には、素晴らしい生産者と食材がありながら、都市圏の消費者には、なかなか認知されていないという実情があります。
行政や商社が開催する商談会においても、多くの商品に埋もれてしまい、注目されないなどのジレンマを抱えてきました。この取組は、そんなジレンマを解消するための攻めの取組と言えます。
第2回となった今回は、商社やレストラン関係者、料理研究家、ブロガー、マスコミなど、関係者約60人を招待し開催いたしました。
前回開催と異なる点は、その開催スタイルです。
前回は、市内10事業者が自社の製品をPRするブースを設け、食材を試食するスタイルで行いました。
開催後は、参加事業者が大手物流企業との商談がまとまるなど、一定の成果を得ることができましたが、
更なる販路拡大には、垂水の食の素晴らしさをダイレクトに伝える手法が必要であると考えました。
それを踏まえ、今回は、垂水の食材を料理として振る舞い、体感する会食スタイルとしました。
「やはり、『食べる』という体験は、その人に与える影響が大きいと感じました」そう話すのは、今回の取組を担当した大薗副主幹。
「なぜそう思うかと言うと、笑顔の数が全く違うからです。今回、料理を食していただくこともですが、会場の雰囲気づくりや、おもてなしを表すディナーマットなども用意し、より印象深い夜となるように心がけました。今回の目的である販路拡大につながることに強い手応えを感じています」
鹿児島たるみず観光物産展の終了翌日から早速、食材オファーが始まっています。
例えば、東京で水産物を中心とした流通を行っている「株式会社浜直市場」さんは、7月12日(火曜日)~13日(水曜日)にかけて本市を訪れ、生産事業者との意見交換や生産現場の視察が行われました。
同社の古田社長は、「垂水市の豊かさに驚きました。ここにしかいない魚や、様々な努力を払われている生産者など、私どものお客様が喜ぶストーリーの宝庫です」
と、食材の取扱に対し、強い意欲を示していただきました。
更に、東京神楽坂にあるフレンチレストラン「ラリアンス」での食材の取扱が検討されています。
「ラリアンス」は、ミシュランガイド1つ星に輝いた実績を持つフレンチレストラン。
多くの食通なども訪れることから、垂水食材の認知度向上の後押しになることを期待しています。
今回、地元食材の素晴らしさを伝える視点として「料理」を中心にお届けしてまいりました。
すべての目的は、多くの「笑顔」を作り出すことです。
販路を拡大することで、生産者や料理等を提供するお店、消費者など、食に携わるより多くの人が「笑顔」になることが、元気なまちづくりの根底を支える力になります。
垂水市では引き続き、販路拡大に向けて取り組んでまいります。
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