国「肥料価格高騰対策事業」のご案内
肥料価格の高騰による農業経営への影響を緩和するため、化学肥料低減に向けて取組を行う農業者に対して肥料コスト上昇分の7割を支援する事業が創設されました。
なお、申請は10月より開始されております。
支援対象となる肥料
価格高騰の影響を受けた本年秋肥(令和4年6月~10月)と来年春肥(令和4年11月~令和5年5月)で実際に購入し、注文書や領収書、請求書等があるもの
支援金の算定方法
支援金=【当年の肥料費-(当年の肥料費÷高騰率÷0.9)】×0.7
支援対象要件
- 農畜産物の販売実績がある農業者
- 化学肥料低減に向けて、取組を2つ以上実施すること
申請方法など
5戸以上の農業者グループ(取組実施者)が鹿児島県農業再生協議会へ申請します。
5戸以上の農業者グループとは、【農業者の組織する団体】【鹿児島きもつき農協】【肥料販売店】など
農業者の組織する団体とは、5名以上の農業者が参加しており、規約・規程・代表者・専用通帳を備える必要があります。
農業者の皆様は、農協や肥料販売店に申請するか、5戸以上で集まって団体で申請することになります。
必要な書類
- 肥料費の領収書、内容の分かる書類(注文書や納品書、請求書)
- 販売実績のわかる書類(出荷伝票、販売伝票など)
- 通帳、印鑑
取組メニュー
- 土壌診断による施肥設計
- 生育診断による施肥設計
- 地域の低投入型の施肥設計の導入
- 堆肥の利用
- 汚泥肥料の利用(下水汚泥等)
- 食品残渣など国内資源の利用(堆肥や汚泥肥料以外)
- 有機質肥料(指定混同肥料等を含む)の利用
- 緑肥作物の利用
- 肥料施用量の少ない品種の利用
- 可変施肥機の利用(ドローンの活用等を含む)
- 局所施肥(側条施肥、うね立て同時施肥、灌注施肥等)の利用
- 育苗箱(ポット苗)施肥の利用
- 化学肥料の使用量及びコスト低減の観点からの施肥量、肥料銘柄の見直し(上記に係るものを除く)
- その他地域特認技術
申請についてのご相談
鹿児島きもつき農協で購入された肥料費の支援については、鹿児島きもつき農協垂水支所へご相談ください。
それ以外の肥料費の支援については、肥料を購入した販売店や垂水市農林課にご相談ください。
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