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更新日:2021年7月15日
「SOSの出し方教育事業」が垂水市の小・中全校で行われました。
本校は,水之上小から講師の先生がオンラインで,5・6年生に1時間授業をしました。そして,放課後は職員がオンラインで研修を行いました。
この事業背景には,日本における若い世代の死因で自殺が非常に多いこと,また,夏休み明けの自殺が多いことがあります。感情表現が成長過程である児童・生徒,その受け手となる教育従事者に対して「SOSの出し方・受け止め方」に関する知識や表現力する力を身に付けることを目的としています。
授業では,子供たちに「SOSを出すことは弱いことではない」ということを,アンパンマンを使って分かりやすく伝え,何か悩みがあるときは「3人目までの大人に話してみよう」とも伝えていただきました。
そして,研修では,周りにいる大人が共感的に理解することが大切だと学びました。ずっとそばで子供たちを見守ることはできませんが,でも「誰かに聞いてもらえた」経験は,一生,その子の中に残ります。子供たちにのSOSを,広いアンテナと深い愛情で見逃さないようにしたいと,強く感じた時間でした。
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