更新日:2023年9月15日
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厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核予防週間」と定めて、結核に対する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。
などの症状が2週間以上続く場合は要注意です・早めに医療機関を受診してください。
結核を発症した場合、無治療でいると50%程度の方が亡くなってしまうといわれています。
現在は、医療の進歩もあり、そこまで高い割合で亡くなることはありませんが、髄膜炎を発症してしまった場合は、現在でも30%程度の方が亡くなり、治った方においても後遺症を残すことがあるといわれています。
ここでは、「公益財団法人結核予防会」が提供しているリーフレットをご紹介いたします。
生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されています。
65歳以上の方を対象に、結核検診を実施しております。積極的に受診して、早期発見に努めましょう。
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