トップ > 映画 ホタル ロケ地「海潟漁港」案内
時代に翻弄されながらもひたむきに生きる夫婦をやさしい眼差しで描き上げた映画「ホタル」。この作品は主演の山岡夫婦役に高倉健・田中裕子を始めとした充実のキャスト、そして監督・降旗康雄、撮影・木村大作と日本映画最高のスタッフがこの海潟漁港に集結し、2001年の冬にクランクイン、そして初夏に上映され多くの人を感動の渦に巻き込みました。 目の前に火の島桜島がそぴえ、波静かな海潟の沖合いは全国でも有数の養殖漁場として知られており、またこの地は良質の温泉があることでも有名です。潮の香りと湯の香り、やさしいこの景勝地海潟で映画「ホタル」の長期ロケは行われました。主演夫婦の山岡家のシーンや、高倉さんが操舵された漁船「とも丸」は実際に養殖業を営む個人のものが使用されました。 また、山岡夫婦の海辺の休憩場所とされたテーブル、映画のポスターにもなった桟橋もそのまま残っております。
撮影期間中は市漁協や地域の人々を中心に、エキストラ出演やスタッフヘの食事炊出し、漁船総出の大漁祭りのシーン撮影等の協力が行われました。この間に出演者やロケ隊との暖かい交流も生まれ、映画公開前に主演の高倉・田中両氏や降旗監督らが再度訪れ、漁港近くの江ノ島に撮影記念の植樹を行いました。
春の港まつりロケ風景
この民家は映画の中では主人公の山岡夫婦の住まいとして描かれています。 屋内外の場合はここで撮影された他に、東映撮影所で作られたセットでのシーンもあります。撮影にあたっては養殖漁師である家主や市漁協、また地域住民の全面協力の下で、冬場での厳しいロケを成功させました。
このテーブルは映画の中で主演の高倉健・田中裕子演じる山岡夫婦が、コーヒーを飲みながら談笑する場所として描かれています。また、藤枝の孫娘真実や、小林稔侍演じる漁協組合長が登場したりと、映画の中では要所で使われた場所でもあります。また、演出者を始めスタッフのみなさんが、セットとして作られたこのテーブルをそのまま残して下さいました。
撮影で使用された「とも丸」もこの家主の船であり、高倉さんも実際に操蛇されました。この船は現役の船であり、今も日夜操業されています。(操業時以外は漁港内に繁留されており見ることができます。)
撮影期間中の協力に対してのお礼として、映画全国公開前の2001年5月7日、主演の高倉健・田中裕子両氏、降旗監督、東映の高岩社長や関係者が再度この地を訪れ、劇中でも登場した「さざんかの木」を江ノ島に植樹されました。(現在架橋がないため、江ノ島には歩いて渡れません。)