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更新日:2023年11月20日
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2023年(令和5年)特別国民体育大会の正式競技として、垂水市で「フェンシング競技」が開催されます。
2023年(令和5年)10月8日(日曜日)~10月11日(水曜日)
垂水港フェリー乗り場から競技会場(垂水中央運動公園体育館)まで大会参加者(選手・監督、役員等)及び一般観覧者向けにシャトルバスを運行いたします。シャトルバス時刻表は下記よりご確認ください。
燃ゆる感動かごしま国体垂水市実行委員会では、選手・監督、視察員、報道員の皆様に昼食弁当の斡旋を行います。ご希望の場合は、下記の案内をご確認いただき、指定の申込方法でお申込みください。
垂水市の美食を堪能できる絶好の機会です。皆様のお申し込みを心からお待ちしています。
燃ゆる感動かごしま国体フェンシング競技のリハーサル大会として、令和元年12月20日(金曜日)から22日(日曜日)までの3日間、垂水中央運動公園体育館等で、第72回全日本フェンシング選手権大会(団体戦)を開催しました。
知っているようで知らないフェンシングの世界。ここでは、広報たるみず平成29年3月号でご紹介しているフェンシング特集をベースに、フェンシングについてご紹介いたします。
フェンシングとは、ヨーロッパ中世、騎士道華やかなりし頃、「身を守る」「名誉を守る」ことを目的として磨かれ、発達した剣技。その繊細かつスピーディなテクニックは多くの人を魅了し、時を経て、その剣術を競う「競技」へと昇華されました。
フェンシングは、全国で約5,700人(日本フェンシング協会登録者数)以上の方が楽しみ、より高い技術を身に付けるため、日々の練習を重ねています。その一方で、フェンシングについてあまり知らない方も多いのではないでしょうか。本市でフェンシング競技が開催される前に、その知識を深め、その魅力に迫りたいと思います。
最初にご紹介するのは、「エペ」。基本ルールは単純明快。全身すべてが有効面で、先に突いた方にポイントが入り、両者同時に突いた場合は双方のポイントとなります。ランプの点灯に注目していればどちらの選手がポイントを挙げたか判断できるので、最もわかりやすい種目と言えます。前腕を狙っての攻防から一転、つま先への意表を突く攻め、あるいは接近戦に持ち込むなど、スピーディかつ変化に富んだ試合展開が見どころとなります。
フルーレは「優先権」を尊重する種目です。有効面は胴体のみで、剣を持って向かい合った両選手のうち、先に腕を伸ばし剣先を相手に向けた方に「優先権」が生じます。相手がその剣を払ったり叩いたりして向けられた剣先を逸らせる間合いを切って逃げ切るなどすると「優先権」が消滅し、逆に相手が「優先権(反撃の権利)」を得ることになります。このように、攻撃―防御―反撃―再反撃といった瞬時の技と動作の応酬(剣のやりとり)がこの種目の見どころとなります。
最後の3つ目の種目は、サーブルです。ハンガリー騎兵隊の剣技から競技化した種目。有効面は上半身のみで、フルーレとエペが「突き」だけの競技であるのに対し、サーブルには「斬り(カット)」と「突き」があります。ルールはフルーレと同様「優先権」に基づいていますが、「斬り」の技が加わる分、豪快な剣さばきにより、最速のフェンシングと言えます。よりダイナミックな攻防が見どころとなります。
上記でご紹介している画像の出典もとである「YukiOtaFencingVisualizedProject-MOREENJOYFENCING(YouTube)」は、フェンシングの剣先の軌道や有効面を光でビジュアル化し、その魅力を体感できる動画です。
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